赤木春恵が舞台生活に別れ…万感の思いよみがえる

[ 2011年8月15日 06:00 ]

コロッケ(左)と左とん平(右)に囲まれ、達成感の笑みをこぼす赤木春恵

 女優の赤木春恵(87)が14日、東京・日本橋浜町の明治座で千秋楽を迎えた「コロッケ7・8月特別公演」で舞台活動を終えた。今後は「舞台のオファーが来ても女々しいことはできない」と明言。テレビなどへの出演は続ける。

 71年間に渡る芸能生活の3分の2を、舞台で過ごした。その幕引きに、友人の森光子(91)から手紙が届き、「早いもので、戦争中に兵隊さんの慰問で一緒になった頃から70年来のおつきあい。戦争のつらい経験を乗り越えて来たからこそ、ここまで頑張ってこれた」との内容が紹介された。泣かないと決めていた赤木は、この時ばかりはハンカチを出して涙を拭き「私にとって舞台は芸能生活のなかの命」と話した。

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2011年8月15日のニュース