因縁の紅白に出たい…綾小路翔「ここ数年、素行良く暮らしてます」

[ 2011年7月20日 18:01 ]

「ファンタ 夏祭りLIVEイベント」を行ったロックバンド「FANTA」の(左から)マーティ・フリードマン、綾小路翔、谷村奈南、高見沢俊彦、曙太郎、くいだおれ太郎

 フレーバー炭酸飲料「ファンタ」のイメージキャラクターを務めるロックバンド「FANTA」が20日、東京・渋谷のライブハウスで「ファンタ 夏祭りLIVEイベント」を開催し、20日に配信開始のデビュー曲をライブで初披露した。

 2010年に結成された「FANTA」は、「メガデス」のマーティ・フリードマン(48)、「氣志團」の綾小路翔(年齢未公表)、谷村奈南(23)、「THE ALFEE」の高見沢俊彦(57)、曙太郎(42)の頭文字をとって結成された異色のロックバンド。リストラされたドラマー・曙の代わりに、新ドラマーTaro(くいだおれ太郎)を加え、待望のオリジナル曲「Fantastic Love」がリリースされた。

 「とにかくデビューしたからにはオリコン1位を狙って、世界でライブをやっていきたい」(谷村)、「ワールドツアーもできます」(フリードマン)と次々に野望を口にする中、1年4カ月ぶりのライブということで、楽屋で必死にベースを練習していたことをリーダーの高見沢に暴露された綾小路は「紅白出たい」の一点張り。

 綾小路といえば、“友人”と言われるDJ OZMAが06年の紅白歌合戦で行った過激なパフォーマンスが物議をかもし、それ以来、紅白出場を逃している。「今までいろいろな方法を取ってきましたが、私の存在があって、出られなかったという事実があります。ここ数年間、素行のほうもだいぶ良く暮らしております。我らは男女混成のバンドなので、紅組でも白組でも出られる準備ができています。紅白歌合戦に出るしかない。何とかならないでしょうか」と懇願。これに対し、高見沢も「(目標は)紅白です。彼の願いをこのバンドで叶えるのが僕の夢でもあります」と返し、笑いを誘っていた。

 この日は大阪・道頓堀の人形「くいだおれ太郎」がドラマーTaroとしてステージデビュー。華麗なドラムテクニックを披露すると「ファンタスティックですなぁ。世界中の人に愛されるバンドを目指しとうおます!」とコメント。一方、Taroの加入でバンドをリストラされた曙は大きなうちわを仰いでTaroをサポートし、「屋台の店長ではなく、ドラマーとしてバンドに復帰したい。(新曲も)確かにいい曲なんですよ。でも、認めない」と意地を張っていた。

続きを表示

この記事のフォト

2011年7月20日のニュース