玉三郎と獅童が慈善トーク 直筆画などオークションも

[ 2011年4月9日 18:46 ]

 歌舞伎俳優の坂東玉三郎と中村獅童が9日夕、東日本大震災の被災者を支援するチャリティートークショーを京都市東山区の南座で開き、玉三郎は「お力添えできることをありがたく思います」とあいさつした。

 2人はネクタイ姿で登壇。獅童は「自然に立ち向かうことはできないと痛感した。自分にできることは何かと日々考えている」と語った。

 トークショーでは、玉三郎が描いた油絵や手製の茶わん、獅童愛用のサングラスなどのオークションも。獅童が自慢のネックレスを披露すると、玉三郎が「出すのが残念という顔をなさってますね。ご自分で落札されてはいかがでしょうか」と冗談で客席を沸かせた。

 ロビーでは、2人がサインしたポスターなども販売。売上金と入場料の全額を義援金に充てる。同様のトークショーは16日にも開催する。

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2011年4月9日のニュース