しかも格安!ユーミン新譜が書店で人気

[ 2010年4月16日 08:46 ]

 出版社が発行した、書店販売用の音楽CDが相次いで登場し、人気を呼んでいる。大物ミュージシャンの新譜発売が話題を呼び、埋もれた「名曲」も新しい味付けで復活。不況に悩むレコード業界と出版業界が手を取り合った形だ。

 東京・渋谷の書店「リブロ渋谷店」。金地のパッケージが目を引くのは昨年末に発売された、ユーミンこと松任谷由実とロックバンド「くるり」が歌うシングル「シャツを洗えば」だ。ケースは雑誌と同じ大きさ、価格も一般のCDシングルより割安の680円。「書店でCD新譜の発売と聞いて最初は驚いたが、若い女性を中心によく売れている」と売り場担当者は話す。
 「業界初」と銘打ったこの企画は、くるりが所属する「バッドニュース」の千葉和利社長が出版社の宝島社に打診し、実現した。ユーミンの中心ファン層である40代以上の足がCD店から遠のく中、「書店やコンビニにCDを置けば、目に留めてもらえるはずと考えた」と千葉社長。宝島社には音楽事務所からオファーが続き、第2弾として「マイ・リトル・ラバー」の新曲を発売、音楽CD事業に本腰を入れる。
 そもそもCD店は全国で4000~5000店とされるのに対し、本や雑誌を扱う書店とコンビニは計約5万8000店に上る。レコード業界にとって、急成長した楽曲のオンライン配信サービスに対抗するためにも、出版の幅広い流通網はかなり魅力的。不振が続く出版界にとっても「目新しい商品で書店を活気づけたい」との思いもある。

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