寺島しのぶが最優秀女優賞!35年ぶり日本人受賞

[ 2010年2月21日 05:30 ]

ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を獲得した寺島しのぶ

 第60回ベルリン国際映画祭の授賞式が20日夜(日本時間21日朝)開かれ、若松孝二監督の映画「キャタピラー」に主演した寺島しのぶ(37)が、日本人として35年ぶりに最優秀女優賞を受賞した。

 世界三大映画祭の一つとされる同映画祭では1964年に左幸子が、75年に田中絹代さんが同賞に輝いており、日本人3人目の快挙。「おとうと」が閉幕作品として上映された山田洋次監督に特別功労賞「ベルリナーレ・カメラ賞」が贈られた。

 「キャタピラー」は日中戦争から復員した傷痍軍人と妻の関係を通し、戦争の矛盾を描いた作品。寺島さんは、両手足を失った夫の世話に追われる妻を熱演した。日本では8月に公開予定。

 授賞式では、既に帰国した寺島の「このような賞がいただけたことを感謝し生涯の宝物にします。いつかすべての国の戦争がなくなることを祈ります」とするメッセージを、若松監督が読み上げた。

 寺島は京都市出身。歌舞伎俳優の尾上菊五郎と俳優の富司純子の長女。舞台や映画「赤目四十八瀧心中未遂」「ヴァイブレータ」などで演技派として評価を得た。NHK大河ドラマ「龍馬伝」にも出演している。

 ▽寺島しのぶの話 本当に本当にうれしいです。60回という記念のベルリン映画祭で、このような賞を頂けたことに感謝し、生涯の宝物にします。いつかすべての国の戦争がなくなることを祈ります。殺し合うことでは何も解決しないんだということが、この映画を見た人に伝わればいいなと思います。ベルリン映画祭の皆さん、お客さん、女優賞に選んでくれた審査員の方々に心から感謝します。(共同)

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