森繁久弥さんに国民栄誉賞、政府が検討へ

[ 2009年11月25日 06:00 ]

 政府は24日、10日に96歳で亡くなった俳優の森繁久弥さんに国民栄誉賞を贈る方針を固めた。鳩山由紀夫首相が平野博文官房長官に検討を指示した。首相は官邸で記者団に「すべての国民のおじいちゃんのような方だ。まさに国民栄誉賞にふさわしい」と述べた。

 平野官房長官は「映画、演劇、放送の各分野で長年にわたり第一線で活躍。円熟した演技と心に染みる歌唱が広く愛され、国民に希望と潤いを与えた」と理由を説明。鳩山内閣では初めてで、年内にも正式決定する。
 国民栄誉賞は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与える顕著な業績」を挙げた人物が対象。プロ野球の王貞治選手(当時、77年)や歌手の故美空ひばりさん(89年)ら計17人が受賞している。今年は1月に作曲家の故遠藤実さんのほか、女優の森光子(89)にも贈られている。森は上演回数2017回を数えた舞台「放浪記」の千秋楽(5月29日)に正式決定し、7月1日に首相官邸で麻生太郎前首相が授与。森繁さんが今年決まれば、中曽根内閣の84年以来の1年に3人授与となる。男性俳優では同年の故長谷川一夫さん、96年の故渥美清さんに続き3人目。
 森繁さんは東宝映画「社長」「駅前」両シリーズや舞台「屋根の上のヴァイオリン弾き」、作詞・作曲もした「知床旅情」の歌唱などジャンルを超えて幅広く活躍した。

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