マイケルさん緊急通報1時間前“劇薬”注射か

[ 2009年6月28日 06:00 ]

押収されたマーリー氏の車

 米歌手マイケル・ジャクソンさん(享年50)の急死から一夜明けた26日(日本時間27日)、米ロサンゼルス市警はカリフォルニア州のマイケルさんの自宅から、主治医で心臓の専門医でもあるコンラッド・マーリー氏(51)の車を押収した。同氏は救急隊の到着前に救命措置を施しており、急死の謎を知る人物として詳しい事情を聴いている。ロス郡検視局は最終的な死因特定には4~6週間かかるとの見通しを示した。一方、25日の緊急通報の1時間前ごろ、鎮痛剤の注射を打ったとの情報もある。

 マイケルさんは、日本で劇薬指定されている麻薬性鎮痛剤「デメロール」を常用していたとされ、市警はマーリー氏の車内に薬物などが残っていないか捜査。市警当局は同氏から話を短時間聴いたが、市警幹部はさらに「答えが出ていないいくつかの疑問について聴きたい」としている。
 ロス消防局は26日、マイケルさん宅からの25日の緊急通報(911番)記録を公表。約2分にわたる内容から同氏が救急措置を試みていたことも分かった。
 同氏はラスベガスに自宅があり、約3年前から担当医になった。最近はマイケルさん宅に住み、体調を日常的に管理していたようだ。7月に予定されたロンドン公演にも同行予定で、マイケルさんが公演を企画した会社に、同氏を雇うよう強く求めていた。理由についてマイケルさんは同社に「僕はマシンだ。常に十分に油を差す必要がある」と説明したという。
 ただ、同氏のトラブル歴がこの日、次々と発覚。ローンや養育費の未払い総額は40万ドル(約3840万円)を超えており、給与を差し押さえられたこともあった。高額な麻薬性鎮痛剤の処方は、高額な医療報酬につながる可能性があるため、市警は重大な関心を寄せている。
 一方で、AP通信は死因を心臓発作とする関係者の話を伝えた。マイケルさんはロンドン公演を控え、リハーサルや体力維持トレーニングに励んでおり、猛練習で心臓に負担がかかりすぎた可能性もある。CNNテレビによると、急死の前夜、気分が悪いと訴えていたという。
 亡くなる前日の24日は午後9時からリハを行い、終了したのは25日午前0時ごろ。30分後には会場のステイプルズ・センターを出た。約12間後に911番通報が入った。
 25日午後11時半ごろ、注射でデメロールを打ったとの情報もある。海外メディアはジャクソン家に近い人物の話として、マイケルさんはこの注射を「ヘルストニック」と呼んでいたと伝えた。
 26日に遺体を解剖した検視局は、マイケルさんが処方薬を使用していたことを確認したが、薬物の種類は明らかにしなかった。体に外傷など事件性を示すものはなかったとし、毒物検査などによる最終的な死因特定を続けるという。

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