劇団四季が記者会見「行政の無責任さが原因」

[ 2009年5月21日 17:50 ]

 北海道旭川市の市民文化会館の一時閉鎖に伴う急な公演会場変更で損害を受けたとして、旭川市を提訴した劇団四季(横浜市、浅利慶太代表)の田中浩一専務は21日、旭川市内で記者会見し「行政の無責任さが原因だ」と、市側の対応を批判した。

 同会館は国の基準を超えるアスベスト(石綿)が検出され、昨年10月、除去工事のため急きょ閉鎖された。市によると、これまで公演中止や会場変更で影響を受けた約200団体と協議を続けてきたが、補償対象は代替会場との差額など実質的な損害に限られるという。
 会見で田中専務は「(アスベストについて)市は以前調査したにもかかわらず、計画的な対応をとらなかった」と指摘した上で「文化を享受する者を無視した対応には憤りを覚える」と話した。

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