華やかな舞台を経験してウチらのネクラな部分を忘れていた

[ 2008年8月4日 06:00 ]

humanlostのマコ

 確かに彼らにとって今回は問題作なのだ。ダイレクトに伝わるのが1曲目の「呻吟~singin’~」。レコーディングは一本撮りで「その時のテンションをぶつけた。だからわりとシンプル。凶器感をストレートに伝えたかったから」(オサム)。

 「呻吟」の凶器感をより鋭利にするシャウトを担当したマコは“問題作”を作った理由を明かした。

 「この10年でできなかったことを今回はやった。メジャーに行ったこともあったけど、自由度がやっぱり減ってしまった。周囲から“もうちょっとキャッチーにしてくれ”って言われたり。メジャーにいたときでも自分たちに嘘をついていたわけじゃない。でも、もしかしたら今回のようなアルバムをずっと作りたかったかもしれない。メジャーに行った数年間や、長渕剛さんのトリビュートアルバムに参加させてもらったことで、いろいろ華やかな舞台を経験できた。けど逆に言えば、ウチらの根本にあるネクラな部分を忘れちゃってたのかな」

 オサムは「今回の作品なんてインディーズじゃなきゃ絶対作れないCDだと思うんですよ。これが重要」と言葉を続けた。

  もちろん“らしさ”も残している。例えば、「呻吟」のサビは「君がいない世界で僕は独り生きてる」という歌詞。10度同じフレーズが曲で繰り返される。ギターのコードもベースのラインも全曲が多くて5つ程度で構成している。「わかりやすい歌詞」「わかりやすい曲」を作る。曲作りにおけるポリシーは貫いている。

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