“カミキタ発”デュオ「ひまり」人気上昇中

[ 2008年5月26日 06:00 ]

 東京・世田谷区の住宅街、上北沢(かみきたざわ)を拠点に活動し、人気を集めている癒やし系男性アコースティックデュオがいる。大阪出身の「ひまり」で、上京した昨年春から住んでいる上北沢でライブを敢行。地元のステーキハウスやスナックなどで歌い、街の人たちに愛されながらファンを増やしている。地味な町“カミキタ発”のヒットが出るか、注目だ。

 若者文化の発信基地といわれ「シモキタ」の愛称で人気の下北沢と名前は似ているのに、全国的には全く無名の「カミキタ」。そんな地味な町が男2人の歌声で注目され始めている。
 「ひまり」は大阪・桃山学院大出身の松瀬一昭(29)と大阪教育大出身の門松良祐(26)の2人で02年結成。ワンボックスカーに布団を積み、全国の町でストリートライブをやりながら地道にファンを広げてきた。
 そんな2人が上京し、昨年春から拠点にしているのが上北沢。京王本線で新宿駅にほど近いにもかかわらず、各駅停車しか止まらないため「家賃が安かった」というのが大きな理由。新宿駅西口で路上ライブを敢行した際、あまりの人垣に警察から演奏を中止されたことを知った地元のステーキハウス「サムスアイランド」の店長・小日向良友さんから声を掛けられ、毎月1回ほどのペースで営業時間外に店内ライブを行うようになった。
 家族愛や友情をテーマにした温かい楽曲と明るくひたむきな人柄が評判を呼び、今ではスナック「アリス」、和食店「古都」など地元の商店で歌いながら交流を深め、すっかり人気者に。
 現在、最新アルバム「まっしろ」を引っ提げ全国キャンペーンを行っており、その優しい歌声とともに彼らの第2の故郷「カミキタ」の名前も広がっている。
 最初に歌う場所を提供した小日向さんは「彼らの一生懸命さに心を打たれた。今どきこんな若者がいるんだと感動しています」。今夏には仙台、大阪、名古屋などで大規模な音楽イベントに参加する予定で、2人は「ひまりの歌で人々と“輪”をつくることで、聴く人の心に“ひまわり”を咲かせていきたい」と話している。
 ▼ひまり 松瀬一昭は1978年(昭53)8月25日、広島県生まれ。門松良祐は1981年(昭56)9月13日、大阪府生まれ。大阪の飲食店でアルバイト仲間として出会い、02年9月結成。全国で歌い、06年の沖縄ストリートスタイルフェスティバルでグランプリを受賞。07年7月初ミニアルバム「ひまり」発売。

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