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井上拓真「天心選手に勝てたことが一番大きな喜び」再戦求められたら「その時はもちろんやろうと思います」

[ 2025年11月24日 21:57 ]

WBC世界バンタム級王座決定戦   同級2位・井上拓真(大橋)<12回戦>同級1位・那須川天心(帝拳) ( 2025年11月24日    トヨタアリーナ東京 )

<WBC世界バンタム級王座決定戦那須川・井上拓>試合後、井上拓(左)と健闘を称え合う那須川(撮影・島崎忠彦)
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 「戻ってきました!」。前WBA世界バンタム級王者の井上拓真(29=大橋)が世界初挑戦の那須川天心(27=帝拳)を判定3―0で破り、3度目の世界王座獲得に成功した。“ボクシング界代表”としてキックボクシング42戦無敗の“神童”に公式戦初黒星をつけ、約13カ月ぶりに世界王者に返り咲いた。

 12ラウンドの激闘だったが、序盤の2ラウンド以外は、拓真のキャリアと気持ちが無敗の神童・天心を上回った。

 激闘後の会見で、改めて「ベルトが戻ってきたというよりは天心選手に勝てたことが一番大きな喜びです」と那須川へのリスペクトの言葉を口にした拓真。序盤2Rから立て直せた要因を聞かれると「1、2Rのペースでは絶対獲れないと…ペースを替えて相手崩すパターンは想定していたが、攻めて獲る形に切り替えた。ずっと練習からやってきたことを自然と出せた体が反応した」と振り返った。

 激闘後のリングで那須川と言葉を交わした。「天心だから俺もここまでやって来られた。本当にありがとうと伝えた」。報道陣から再戦を那須川から求められたらどうするか問われると「向こうもまた上がってくるのは分かっている。その時はもちろんやろうと思います」と言葉に力を込めた。

 判定は2人が116ー112、1人が117―111と拓真が3―0で完全勝利を手にした。リング上のインタビューの第一声は「戻ってきました!」と絶叫。そして「本当に率直な気持ちとしては、本当に天心選手が相手だからこそ、自分もここまで追い込めて、ここまで仕上げて来られたんで。本当に天心選手、強かったし、本当にありがとうございました!」と2歳下の相手へのリスペクトの思いがあふれた。

 改めて那須川戦への思いを聞かれた拓真は「自分は天心選手がキャリアか浅いからといってナメずに、本当に強敵だと思ってここまで追い込んで来られたし。もう1ラウンド目が始まって、本当に強いなっていうのをやっぱり肌で感じたんで。もうここまで本当に追い込んで、この結果を出したことに本当に感謝していますし、大橋会長はじめ、お父さんが最後まで自分を追い込んでくれたんで、勝つことができ、ファンの皆さまには本当にこの結果で恩返しできたと思ってます。ありがとうございました!」と力強い言葉で会場をさらに盛り上げた。

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