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バンタム転級表明の井岡一翔 「僕は挑戦する立場。チャンスがあればやりたい」と日本人対決にも前向き

[ 2025年10月29日 21:08 ]

リング上でポーズを決める井岡(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 プロボクシング元世界4階級制覇王者で前WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(36=志成)が29日、東京・後楽園ホールで行われた所属ジム主催興行のメインイベント前にあいさつし、バンタム級に転級して大みそかに再起戦を行うことを明言した。一礼してからマイクを握ると「階級をバンタム級に上げて5階級制覇を目指したい」と日本人初の偉業を目指すことを表明した。

 今年5月、昨年7月に敗れたWBA世界スーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)に0―3の判定負け。世界王座返り咲きを逃していたが、試合後は「引退は全く考えなかった」と再起を決断。同王者へのリベンジも選択肢にあったが「ボクシングキャリアも終盤にきている中でタイトルを取り戻すより大きな挑戦をしたい気持ちが大きかった」と新たな階級で大みそか決戦に臨むことを決めた。

 大田区総合体育館で予定されている再起戦はノンタイトル戦となる見込みで、対戦相手は後日発表される。数カ月前まで日本人王者が主要4団体を占めていたが現在、正規王者は不在。「井上尚弥選手が王座を返上してチャンスが生まれ、日本人で盛り上がっている階級。自分が上げて、より盛り上がれば面白い。僕は挑戦する立場なので、チャンスがあれば挑戦したいと思っている」と日本人対決にも前向き。「不安なことや未知の部分もあるが4階級制覇したからこそ挑戦できること。結果で恩返ししたい」と同階級を盛り上げる覚悟を口にした。

 スーパーフライ級時代から対戦を熱望してきた、元世界2階級制覇王者ファンフランシスコ・エストラダ(35=メキシコ)はWBO同級2位に位置。「そこまで意識はしてはいないが、タイトルが絡んで試合できれば面白い。誰とやるにしてもいろんな選手がいる。面白い」と新たな挑戦が待ち切れない様子だった。

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