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中谷潤人 スーパーバンタム級は「井上選手がいることがモチベーション」「引き出し多い。上回らないと」

[ 2025年9月18日 12:13 ]

<中谷会見>ベルトを肩から外し笑顔を見せる中谷(撮影・光山 貴大)
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 プロボクシングWBC&IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(27=M・T)が18日、相模原市内の所属ジムで会見し、スーパーバンタム級へ転級するため今月で王座を返上することを発表した。

 M.Tジムの村野健会長が「9月を持ちまして中谷は保持するベルトを返上。階級を上げてスーパーバンタム級に転級して世界タイトルも狙います。次戦はスーパーバンタム級転向後の試合、その後、来年以降スーパーバンタム級タイトルを狙っていく」と発表。中谷も「このベルトを2つ返上してスーパーバンタム級で5つのベルトを獲りにいくという気持ちでいる」と話した。

 中谷との一問一答は以下のとおり。

 ――バンタム級での思い出は。
 「統一戦は一つのモチベーションだった。
そこをKOで終えられたことが記憶に残っている」

 ――西田との統一戦。
 「周りの方にも喜んでいただいてステージに上がることもできた。この経験をスーパーバンタム級でも生かしてしっかり獲りにいきたい」

 ――転向の理由は。
 「強いと言われている井上選手がいることがモチベーションだし、バンタムで体をつくっていくのがきつくなったこともあり、転級しようと思った。井上選手は4団体とリング(マガジン認定)のチャンピオン、狙うべきはそこ。そのために何が必要か日々自問自答してしっかり仕上げていきたい」

 ――先日の井上選手の防衛戦の感想は。
 「引き出しが多い、井上選手を上回らないと。勝利するためにチームと話し合っていきたい」

 ――転向後のアドバンテージは。
 「より肉付けできる部分と、試合をやってみないと分からない部分があるが、練習段階でスピードが上がって幅も広がっている」

 ――村野会長はどう見ているか。
 「スーパフライ級からバンタムに上がって、パフォーマンスが上がった。スーパーバンタム級ではスピード含め、いろんなものが上がっていくと感じる」

 ――中谷選手、スーパーバンタム級で見てほしいものと意気込みを。
 「アドバンテージは少なくなると思うが、引き続きビッグバンがさく裂するのを期待してほしい」

 中谷は6月8日にIBFバンタム級王者だった西田凌佑(六島)を6回終了TKOで下し、自身初の王座統一に成功。試合後は近く転級する意向を示し、一階級上への転向を見据えたトレーニングにも取り組んでいることを明かしていた。

 来年5月には東京ドームで世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)との“頂上決戦”が内定。14日に名古屋・IGアリーナで行われた井上の防衛戦は現地で観戦。試合後はリングインタビュー中の井上から「中谷く~ん!あと1勝、12月お互い頑張って、来年東京ドームで戦いましょう!」と呼びかけられ、両手を掲げ笑顔で応えていた。

 次戦は未定だが、12月27日にサウジアラビアで行われる興行に出場することが濃厚。転級初戦の相手には、WBC同級8位にランクインする19戦全勝18KOのセバスチャン・エルナンデス(24=メキシコ)らが浮上。会場はサウジアラビアの首都リヤドのanbアリーナが候補となっている。

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