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王者・奈良井がV2 原を8回TKOで返り討ちも「すぐに世界とは言えない」

[ 2025年5月28日 19:48 ]

プロボクシング日本スーパーフェザー級タイトル戦   王者・奈良井翼(RK蒲田)<10回戦>同級1位・原優奈(真正) ( 2025年5月28日    横浜BUNTAI )

8回、原(右)をロープ際に追い詰める奈良井(撮影・島崎忠彦)
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 王者・奈良井が昨年4月以来の原との再戦を返り討ちした。序盤はお互いにジャブで様子を見ながらも王者が左ストレートをヒット。その後も奈良井がペースを握り、左右のストレートにアッパーでポイントを稼ぎ、5回終了で審判は3人ともに50―45で王者がリードする。ポイントで負けている挑戦者が足を止めて打ち合い勝負に出る。8回に右ストレートでダウンを奪うと1分55秒、レフェリーが試合を止め、王者が2度目の防衛に成功した。

 ベルトを守った奈良井はリングで「久しぶりにKOしてうれしい。国内敵なしとはいえず、見せたい試合には遠くて攻められる場面もあった。すぐに世界とは言えない。近々、世界へ力をつけて頑張っていきたい」とTKO勝ちで返り討ちしたものの、内容に不満げ。試合では「狙っていたパンチが当たらなくて、狙っていないパンチが当たった」と練習してきた右フックが空振りしたものの、無意識に打った右ストレートがクリーンヒット。「イメージとして削る感じだったが、最後は真っすぐ打てと言われて最後は効いてると思った」と倒した右は手応えがあった。

 2度目の防衛に成功し、8連勝中の王者。「僕は世界王者になりたい」と言いながらも、内容的にまだまだと言わんばかり。「3試合ぶりにKOしたが、自分の思い描いている(マイク・)タイソンのようなKoはできてないので少しは近づくように頑張りたい」と納得いく勝ち方をし、さらなる高みを目指す。
 

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