【ボクシング】中嶋一輝が中川麦茶に大差判定勝ちで王座返り咲き　「また世界に向けて頑張りたい」

プロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦12回戦   中嶋一輝（大橋）○判定●中川麦茶（一力） （ 2024年2月22日    東京・後楽園ホール ）

左フックを見舞う中嶋（左）
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　前WBOスーパーバンタム王者の中嶋一輝が大差判定勝ちで中川麦茶を下し、バンタム級に続き東洋太平洋2階級制覇を達成した。

　昨年6月に元世界王者TJドヘニーにTKO負けを喫して以来、約8カ月ぶりの再起戦。パンチを上下に散らしながら、要所で左のフックやボディーアッパーを的確に当てポイントを稼いだ。

　前回敗戦後は引退も示唆していた中で「（この試合で）負けたら終わりだと思っていたが、勝てたのでまた世界に向けて頑張っていきたい」と話し「いつも初防衛で負けるんで次はしっかり防衛したい」と力を込めた。

　敗れた中川は追いながら一発を狙う展開が続いたが有効打を当てられず。最後まで気持ちの強さを見せたが、判定結果を聞く前にリングに膝をつき、悔しさをあらわにした。