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体重超過の前統一王者スティーブンソンが判定で快勝 WBC、WBOスーパーフェザー級王座は空位に

[ 2022年9月24日 14:03 ]

 プロボクシングのWBC&WBO統一世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦は23日、米ニューヨーク州ニューアークで行われ、前統一王者シャクール・スティーブンソン(25=米国)がWBC&WBO同級2位ロブソン・コンセイソン(33=ブラジル)に3―0で判定勝ちした。スティーブンソンが前日計量における体重オーバーで失格となり、試合はコンセイソンが勝った時のみ王座が移動する変則タイトルマッチとして行われ、2つの王座はともに空位となった。

 スティーブンソンは4回に左ボディーでダウンを奪い、その後もパンチの精度でコンセイソンを上回った。9回に相手を投げ飛ばして減点1を受けたものの余裕で逃げ切り、ジャッジの採点は117―109が2人、118―108が1人という大差。戦績を19戦全勝9KOとした。コンセイソンは17勝8KO2敗となった。

 「長い1週間だった。体重をつくるのにダメージを受けた。とにかく試合がしたかった。できることは全てやった」と話したスティーブンソンはライト級へ階級を上げると表明。4団体統一世界同級王者デビン・ヘイニー(23=米国)をターゲットに指名し、その後は元3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(34=ウクライナ)とも戦いたい意向を示した。

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2022年9月24日のニュース