×

パッキャオ メイウェザーの会見にサプライズ登場!口論になる場面も、メイウェザー「ベストは自分だけ」

[ 2022年9月24日 19:43 ]

メイウェザー(左)は突然駆けつけたパッキャオと握手をかわす(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 25日に開催が迫った「超(スーパー)RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)のメインイベントで朝倉未来(30=トライフォース赤坂)と対戦するプロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が24日、前日記者会見に出席。会見の最後にボクシング元世界6階級王者のマニーパッキャオ(43=フィリピン)がサプライズ登場した。

 パッキャオが登場するとメイウェザーは握手をかわした。パッキャオは未来の応援のために来日した。「彼は私のジムまで来てくれて、ボクシングの技術などを聞きに来てくれた。フロイド選手も見に来ました。明日は楽しいエキシビションになると思います。フロイド選手は衰えてないですし、コンディションいいです。こういう機会をいただけてありがたい。同じアジア人として朝倉選手を応援したい。明日は素晴らしいものが見れると思います」とコメントした。

 これを聞いてメイウェザーは「こういうことが起きて、明日が面白くなりましたね。朝倉選手がマニーに教えを乞うのは非常に良い事だと思います。マニーは高いレベルでやってきて、たくさんの経験を持っている。」」と称えつつも「自分には勝てないと思う。それは本人が一番わかっている。自分に勝つにはこの部屋にいる人間では足りない。世界中の人間を連れてこないと勝てない」と豪語した。

 さらに「マニーは最高の選手だし、殿堂入りに相応しい選手。しかし、マニーの言葉を信じてボコボコにされるように騙されてはいけません」とパッキャオへ口撃した。

 パッキャオは「僕はフロイド選手よりも若いですし、いつも練習もしている。世界で唯一8階級で戦ってきました。自慢ではないですけど、メイウェザーさんに覚えてもらいたい。本当のボクサーは思いやりや人を助ける事。それが自分のボクシング人生」と返した。

 メイウェザーは「ベストの事を話すなら自分の事を話してほしい。人の悪口を言いに来たわけではない。個人的なことに口出しするつもりもない。でも何が起きてるのか。“THE BEST”が“THE BEST”でいる事を体現しに来ている。過去も含めてベストは一人しかいない。それは自分」と締めた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月24日のニュース