皇治VSジジ　前日計量から一発触発！皇治はジジよりもボディガードに驚き「イノシシ来たのかと思って…」

＜RIZIN　前日計量＞前日計量後に皇治（左）とジジが一触即発となり止めに入るスタッフたち　（撮影・西川祐介）
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　総合格闘技イベント「超（スーパー）RIZIN」「RIZIN.38」（25日、さいたまスーパーアリーナ）の前日計量が24日、東京都内のホテルで行われ、ボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーのボディーガード、ジジ（40＝イラン）と皇治（33＝TEAM　ONE）が“乱闘騒ぎ”を起こした。

　2人はボクシングに準じたルールの3分3ラウンドで対戦する。フリーウエート制だが、計量を行いジジが84・45キロ、皇治が65・30キロで、その差は19・15キロであることが判明した。これまで挑発合戦を繰り広げてきた2人はステージに上がった瞬間から一触即発ムード。計量後はそのまま、にらみ合いとなり、皇治がジジを両手で突き突き飛ばす。すぐにボディーガードが割って入ったが、興奮したジジは激しく抵抗。会場は騒然となった。

　皇治は「あいつ調子に乗って未来にしとったでしょ。だから、ちょっと仕返ししたろかなと。同じこと、やったったわ」と、ハワイでの会見でジジがメイウェザーとフェースオフする朝倉を突き飛ばしたため、意図的にやったと明かし、「おっぱい、大きかったわ。すごい弾力で、ブヨ～ンってなったもん。ほんまに。俺の経験上、マジでHカップぐらいあった」と笑わせた。

　一方で、素早くボディーガードが飛び出してきたことには「何が一番怖かったってアレよ。あの勢いでイノシシ来たのかと思って…びっくりした。前見えへんもん」と振り返った。

　約20キロの体重差については「計量は、やせて来なきゃいかんのに増えて来て、どないすんねん」と毒づき、試合に向けて「やることはぶっ倒すだけでしょ。今回に限ってはね。倒さなあかんでしょ。同じ体重で一切倒せへんのに、上の体重のヤツを倒すっておもろいでしょ。やっぱ逆をいかな」と気炎を上げた。