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メイウェザー 未来の“ビビってる”発言に反論!「ビビってると思うのなら無制限ラウンドでもいい」

[ 2022年9月24日 20:22 ]

メイウェザーは余裕の表情を見せる(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 25日に開催が迫った「超(スーパー)RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)のメインイベントで朝倉未来(30=トライフォース赤坂)と対戦するプロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が24日、前日記者会見に出席した。

 今回の試合はボクシングに準じたルールのエキシビションマッチ。未来は23日のインタビューで「凄い、うるさいんですよ。事細かく言ってきて本当にピュアなボクシングしかできない」と暴露。キック1発罰金500万ドル以外にも制約が多く、足を上げるフェイントも禁止され、「ビビってるんじゃないですか」と口撃した。

 これに関してメイウェザーは「実際、縛りとかがあることは初めて知ったのでルールを教えてください。もしかしたらマクレガーと試合をした時もMMA選手と戦い、ルールはボクシングだった。MMA選手はボクシングをやることが不慣れだったり、やりづらかったりするのかもしれません。相手はリングに上がって、一番慣れてることをやるべき。それは私にボコられること」と反論した。

 そして「文章の中で“フロイド・メイウェザー”と“ビビってる”というのは一緒に使ってはいけない。なぜなら26年間でそれを証明したきた。自分は五輪にも出場して、プロになってからも最強な相手と戦って証明してきた。最近、若い選手と戦う時は自分を奮い立たせるために“メイウェザーがビビってる”というけど、本当は真逆でビビってるのは、自分たち。自分たちを奮い立たせるためにそういうことを言っている。こういう経験も何度もしてきた。こういう発言を受けるのは毎日朝食を食べる感覚と全く同じ」とつづけた。

 さらに「自分はエリートの中のエリートとして、このスポーツという芸術に身を注いできました。YouTubeで有名になってきたわけではありません。並々ならぬ努力と練習量と成功のパフォーマンスで有名になった。一つのものに対して、全ての時間を犠牲にしてやってきて、“芸術”として極めて歩んできた。87年から今までボクシングに身をささげてきたので今の自分がある」と語った。

 「とにかく相手は真剣に来るが、自分にとっては遊びでしかない。自分は楽しみにきてます。昨日もパーティーに行って人生を謳歌してます。ボクシングは息をするのと同じ。自分にはかかせないもの」と話し、「本当にビビってる”と思うのであれば、今から榊原さんに話して3分3ラウンドではなく無制限ラウンドでやってもいい」と今からルールを変えることも辞さないという。

 最後に「彼は30歳だけど、自分が30歳の時は世界で一番稼ぐアスリートだった。40歳になっても世界一稼ぐアスリートでした。お金ではなく人生を楽しむためにエキシビションを続けています。自分が見ている景色をチームのメンバーも同じ景色を見て楽しむことができる。それが嬉しい。そのためにエキシビションをやっている」とチームのメンバーと楽しむためにエキシビションで戦っていると口にした。

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2022年9月24日のニュース