ウシクの3団体ヘビー級統一王座初防衛をゼレンスキー大統領も祝福「とても重要で必要な勝利」
WBAスーパー&IBF&WBO統一世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦 ( 2022年8月20日 サウジアラビア・ジッダ )
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ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(44)が、3団体統一世界ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(35=ウクライナ)の初防衛成功を祝福した。ウシクは前統一王者アンソニー・ジョシュア(32=英国)との昨年9月以来の再戦に2―1で判定勝ちし、3つのベルトの初防衛に成功するとともに米リング誌認定世界ヘビー級王座を獲得。ゼレンスキー大統領は「厳しかったが、とても重要で必要な勝利!」とツイッターに記し、「世界王者の称号を守ることは、決して自分たちを諦めないコサック(ウクライナや南ロシアなどに存在した騎兵集団)系の人々の象徴だ。彼らはそのために戦い、間違いなく勝つだろう!」とつづった。
ウシクは今年2月のロシアのウクライナ侵攻後、練習拠点だった英国から急きょ帰国。首都キーウの領土防衛隊に入隊し、陥落の危険性があった市内の警備業務などに従事していた。ゼレンスキー大統領は試合前にもビデオメッセージを送り、「我々は団結している。我々は助け合い、破壊されたものを復興させる。我々は国民のために戦っている。そして、ウクライナを代表する人々、今日は我々のヒーロー、ウシクを応援する」と激励していた。
ウクライナのプライドを示すウシクの勝利に、4団体統一世界ライト級王者デビン・ヘイニー(米国)は「戦争をくぐり抜け、ベルトと国を守ったウシクを尊敬する」、WBO世界ウエルター級王者テレンス・クロフォード(同)は「終盤の数ラウンドは素晴らしいボクシングだった。最高だ」とツイッターで称賛。元統一世界ヘビー級王者レノックス・ルイス氏(英国)はジョシュアをねぎらいながらも「ウシクはグレートだった。勝利を祝福する。さらなるビッグファイトを見たい」と敬意を表した。一方、ウシクが4団体王座統一戦を希望するWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英国)だけは「今まで見た中で最低のヘビー級タイトルマッチだった。一晩で2人とも倒してやる。ジプシー・キング(自身の異名)はここにいるぞ」と試合内容を批判した。
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