魔裟斗「いろんな面でひと皮むけた」と軍司泰斗の強さを語る 次のスターへの意識が成長につながった
元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(43)が12日、自身のYouTubeチャンネルを更新。11日に開催された「K―1フェザー級世界最強決定トーナメント」を優勝したK―1フェザー級王者の軍司泰斗(23=総本部チームペガサス)について振り返った。
軍司は1回戦でファク・スアレス(アルゼンチン)に判定3―0で準決勝へ駒を進めた。準決勝の相手は第6代Krushフェザー級王者の玖村修平(五反田チームキングス)。1回戦を見終えて優勝するのは玖村と予想していた魔裟斗。だが準決勝は軍司が圧力をかけて玖村を圧倒して1回KO勝利で決勝進出を決めた。
その試合を見て魔裟斗は軍司の強さを感じたという。「以前の軍司ってどうしても倒せない選手というイメージだった。スピードはあるけど攻撃が軽いって感じだった」と話した。しかしそのイメージが変わったのは2月に行われたK―1で3階級王者に輝いた武尊とのエキシビションマッチだった。「もっと武尊がエキシビションとはいえ、圧倒すると思ってた。でも軍司も負けてなかったから強くなっていると感じていた」とそのエキシビションマッチで軍司が強くなっていることを感じた。準決勝の試合を終えて、さらに軍司が強くなっていた。
決勝は4月に延長判定勝利で辛勝した斗麗(WIZARDキックボクシングジム)と対戦。準決勝までの試合を見て、決勝は軍司の圧力に斗麗がやられると予想していた。試合は魔裟斗の予想通り、軍司が圧力で圧倒して1回KO勝利でトーナメントを制した。
チャンピオンとして今回のトーナメントを制した軍司が王者の風格も出てきて頼もしく見えたようだ。「強くなったし、いろんな面でひと皮むけたなって感じがしたね。これからも楽しみだね」と語った。
今大会のサブタイトルは「K―1 NEXT」だった。K―1のスターである武尊が休養している中で軍司は次のスターになるという部分も意識していたという。「そういう意識をすると変わるんだよね。大人になったというか成長したなと思った」と成長を称えた。
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