皇治は「遊びですからね」　ヒロキングは「思い切りやる」　ABEMAスペシャルマッチ前日計量

フォトセッションのフェイスオフで睨み合う皇治（左）とヒロキング（撮影・後藤　正志）
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　14日にエディオンアリーナ大阪で開催される「ABEMAスペシャルマッチ」の前日計量が13日、大阪市内のホテルであり、RIZINなどで活躍する総合格闘家の皇治（33＝TEAM　ONE）と2戦2勝（2KO）のプロボクサー、ヒロキング（福重浩輝、KWORLD3）はともにリミットの63キロでパスした。ボクシングルールで3分×3回でインターバルは1分、ヘッドギアなしで10オンスのグローブを使用。判定はないが、KOやレフェリーストップはある。

　試合は日本ボクシングコミッション（JBC）管轄外のイベントとして実施される。主催する「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダー（創業者、35）は同会場で開催するプロボクシング公式戦の「3150FIGHT　vol.3」とチケットを分けるなどの対応を取った上で実施することを改めて説明した。

　計量後の会見では、格闘家としてのキャリアで上回る皇治が自身プロデュースの香水を宣伝するなど終始、上から目線で対応。コップの水をかける場面もあった。挑発にヒロキングが激高し、関係者が慌てて止めに入った。ヒロキングは「皇治さんのあおり方は好きじゃない。明日は思い切りやれる場所なので、思い切りやる」と鼻息が荒い。一方の皇治は「遊びですからね」と最後まで余裕を漂わせた。