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井上尚弥「高度な技術…必ずチャンピオンになる選手」 激闘繰り広げた中谷潤人について語る

[ 2026年5月2日 23:44 ]

世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ   統一王者・井上尚弥(大橋)<12回戦>WBA、WBC、WBO1位、IBF3位・中谷潤人(M.T) ( 2026年5月2日    東京ドーム )

<世界統一スーパーバンタム級TM 井上尚弥・中谷潤人>8回、見合う中谷(右)と井上。笑顔?(撮影・島崎 忠彦)
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 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)が前WBC&IBF統一世界バンタム級王者・中谷潤人(28=M.T)を3―0の判定で破り、自身の持つ男子史上最多記録を更新する7度目の4団体王座同時防衛に成功した。32戦全勝同士の“世紀の一戦”に勝ち、歴代2位タイとなる世界戦通算28勝目を挙げた。採点は116-112、115―113、116―112だった。

 2年ぶりの東京ドームで、史上初の日本人同士の4団体統一戦。日本ボクシング史上最多5万5000人のファンの前で勝者となったのは、やはり井上尚だった。

 初回はお互いフェイントの掛け合い。尚弥は左ジャブ、右ボディーストレートなどで時折り中に入ろうとするが、中谷は左のカウンターで中に入らせない。重苦しい立ち上がりとなったが、ジャブを当てた尚弥有利に試合は進んだ。

 8回に入って前への圧力をかけてきた中谷のパンチをかわし、左ジャブから右を繰り出すが、互いにクリーンヒットはない。10回に左目上の眉間の当たりを偶然のバッティングで中谷が流血。11回は尚弥が左右のアッパーで中谷にパンチを当てる場面もあったが、中谷の前に出る気迫に押される場面もあった。

 試合後の会見で尚弥は「ホッとしています。そうですね、歳も33になって、日本人のパウンドフォー・パウンドでランキングしている、下から上がってきた選手と戦うというのはやっぱり、負けられない気持ちというのが、今までの試合と全く違う、やっぱり重圧だったり、そういう雰囲気もあったので、すごく自分の中で張り詰めた5月2日までだったので、ひとまず今日は勝ててホッとしてます」と偽らざる思いを語った。中谷については「気持ちも強い選手でしたし、その中で高度な技術というものも備えていたので、必ずまたスーパーバンタムで、チャンピオンになる選手だなと今日戦って感じました」と称えた。

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