×

大岩龍矢 親友の武尊が返上したベルト奪取へ決意「武尊の悔し涙を忘れられない。俺が獲るしかない」

[ 2022年7月18日 21:59 ]

大岩龍矢
Photo By スポニチ

 K―1ファイターの大岩龍矢(30=SAGAMI―ONO KREST)が15日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「K―1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、横浜アリーナ)で開催される第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントへ出場する思いを明かした。

 6月19日に開催された格闘技イベント「THE MATCH 2022」のメインイベント、那須川天心(TARGET/Cygames)とK―1史上初の3階級王者・武尊(SAGAMI―ONO KREST)の“世紀の一戦”で武尊が那須川に判定で敗れ、一時休養を宣言したため保持していたスーパー・フェザー級のベルトを返上。空位になったこのベルト懸けて第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントが開催される。

 15日に行われた記者会見の前日までタイで合宿をしていた大岩。タイに居る時に今回のトーナメント参戦も決まり、1回戦の相手が20年3月に武尊が戦う予定だったがコロナの影響で実現しなかったアダム・ブアフフ(モロッコ)に決まった。この1回戦対戦カードには一緒にタイに行っていた武尊も「マジで?」と驚いたようだ。

 19戦19勝のブアフフと1回戦で対戦できることについて「強い相手に勝って試練を乗り越えて優勝しろよという合図だと思ってるから本当に良い相手を用意してもらったと思ってる」と話し、準決勝以降についても「今は自信があるから誰が来ても必ずベルトを獲れると思ってる」と自信をのぞかした。

 親友の武尊が返上したベルトを懸けたトーナメント出場する思いを明かした。「武尊がずっと持っていて、同門で戦いたくなかったから挑戦も出来なかった。武尊が返上したから挑戦できることになった。武尊のいろんな思いがつまったベルトだから変なヤツに渡したくないし、他の選手に渡したくない」と話した。

 武尊からも「龍矢に巻いてほしい」と言われたことを明かし、大岩は「THE MATCHでの武尊の悔し涙を見て、あの悔しさは忘れられない。俺が獲るしかないと思ってるからあのベルトを巻いて今以上のK―1を大きくしていきたいと思ってる。そういう気持ちもTHE MATCHの武尊を見て感じたから試合まで覚悟を持って本気で練習します」と決意した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月18日のニュース