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日本ボクシング連盟・内田会長が3期目再選「強い組織にしていきたい」 

[ 2022年7月18日 23:05 ]

オンライン取材に応じた日本ボクシング連盟・内田貞信会長

 国内アマチュアを統括する日本ボクシング連盟は18日、理事会を開き、内田貞信会長の再任を決めた。内田会長は助成金流用などの不正で辞任した山根明前会長に代わって18年9月に就任し、今回で3期目となる。任期は24年までの2年間。オンラインで取材対応した内田会長は「これから先、日本連盟をを他の競技団体と比べてひけをとらない、そして強い組織にしていきたい」と抱負を述べた。

 今後の課題の一つとしては「24年パリ五輪に向けて強化していく体制作り」を挙げ、「選手だけでなく、指導者、そして審判も世界に通用するレベルに押し上げ、しっかりと協力し合っていける体制をつくっていきたい」と話した。公益法人化については「あと少しというところまできていると聞いておりますす」と見通しを語り、「あとは地方との規定を整備していきたい。各都道府県(連盟)と打ち合わせしながら進めている」とした。

 各都道府県の競技人口に大きな差があることが規定を整備する上でネックとなっていることもあり、内田会長は「まずは指導者をしっかりとつくり、その上で普及委員会とともに協力して普及活動を行っていきたい」とも指導者育成から着手する方針を打ち出した。

 また、国際ボクシング協会(AIBA)の会長選が改めて行われることを明かし、パリ五輪の予選方式が不確定な状況を踏まえた上で、代表選考、強化について「今の強化委員会と新しく入る強化委員の方で打ち合わせをしていただいて進めていきたいと考えています」と話した。
 なお、副会長は坂巻義男氏が再任、新たに木庭浩一氏も副会長となり、仲間達也専務理事も再任された。

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2022年7月18日のニュース