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RISE王者・鈴木真彦 接戦ながらも王者対決制す!K―1王者・金子晃大に判定2ー0で勝利

[ 2022年6月19日 13:55 ]

THE MATCH 2022   〇鈴木真彦-金子晃大● ( 2022年6月19日    東京ドーム )

<THE MATCH2022>金子(左)に判定勝ちした鈴木(撮影・島崎忠彦)
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 格闘技イベント「THE MATCH 2022」が19日、東京ドームで開催された。RISEバンタム級王者の鈴木真彦(山口道場)がK―1スーパー・バンタム級王者・金子晃大(三軒茶屋シルバーウルフ)を判定2ー0で下して王者対決を制した。

 試合は近距離で殴り合いの展開の中で鈴木はボディを打ちながらも画面へのパンチを打ち込んだ。接戦ではあったが鈴木が判定で制した。試合後に「全然納得いってない試合というか、悔いの残る試合となった」と話し、「相手もうまかったけど自分の中で出し切れなかった面もあった。唯一の現役王者対決だったので、判定決着になって悔しいですね。反省しかない試合でした」と試合を振り返って反省した。

 鈴木は4月の「RISE ELDORADO 2022」で江幡睦(伊原道場)に判定勝利を収めた。6月の大会へ試合後に「RISEバンタム級王者としてK-1の55キロのチャンピオンどうですか。僕と楽しみじゃないですかみなさん。メインカードに負けないぐらい盛り上げる自信があるのでぜひよろしくお願いいたします」と名前は出さずも金子との対戦を希望した。対する金子も4月の「K―1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5」で試合は組まれていなかったが、リングで挨拶した際に「6月なんですけど皆さん期待しておいてください」と東京ドーム大会への出場を示唆してK―1とRISEの王者対決が実現した。

 鈴木は対戦発表会見では「夢の王者対決はめちゃくちゃ楽しみです。最後は勝つので期待しておいてください」の豪語し、前日会見でも「本戦第1試合なので求められてるものもわかっているのでしっかり盛り上げて最高のスタートを切りたい」と語っていたが試合後には「第1試合に組まれた理由も分かっていたので、体が力んでしまった。準備からバタバタして試合に入り込めなかったところもあった。相手もうまかったけど自分の中で出し切れなかった面もあった」と言葉を並べた。

 ▼金子晃大 悔しいのと申し訳ないのと…。まだまだなのも分かった。そこに向き合ってやるしかない。出したい攻撃を出せなかったのと、自分の力不足。いいのも当てたけど決めきれなかった。

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