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ゴロフキンに敗れた村田にWBA会長から再起促すレター届く「アリもタイソンも…」

[ 2022年4月12日 16:05 ]

1R、ゴロフキン(左)と打ち合う村田(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 ボクシング帝拳ジムの本田明彦会長は12日、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との世界ミドル級王座統一戦に敗れた前WBAスーパー王者・村田諒太に対し、WBAのヒルベルト・メンドサ会長からレターが届いたと公表した。

 「Dear Ryota」で始まるレターでは「ゲンナジー・ゴロフキンとのファイトで示した勇敢さ、積み重ね、勇気、強さを心から祝福する。あなたは戦士かつ紳士であり、それを再びリングで証明した」と激闘を称賛。そして「ムハマド・アリ、マイク・タイソン、他にも多くの偉大なボクサーが敗れては再起してきた。それが人生である。敗北を乗り越え、より成長できる力が我々にはある。偉大なボクサーに敗れたが、さらに強くなり、課題に立ち向かう決意を持って戻ってきてくれると確信している」と再起を促し、「あなたのスキルフルなボクシングと、この高貴なスポーツに対する愛はどんな挫折よりも大きい。素晴らしいキャリアを世界に示してくれた」と付け加えた。

 最後に「これまでのあなたの実績と将来を誇りに思う。人生は常に順調ではない。敗北が人間を高めてくれる」と締めくくった。

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2022年4月12日のニュース