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小島聡「『今のプロレスは危険だから』と言わないで」 大谷晋二郎負傷受け、レスラーの“覚悟”つづる

[ 2022年4月12日 15:41 ]

2004年3月、ZERO―ONE後楽園ホール大会で、大谷晋二郎(左)と「ハッスル2」でのタッグ結成を決めた小島聡
Photo By スポニチ

 新日本プロレスの小島聡(51)が12日までに自身のツイッターを更新。ZERO1両国大会の試合中に負傷し、緊急搬送されたプロレスラー大谷晋二郎(49)への思いをつづった。

 1年違いで新日本に入門し、若手時代をともに過ごした2人。小島は11日、大谷の負傷を受けて「プロレスをしていて、自分の怪我も辛いけど、仲間や知ってる選手の怪我はもっと辛い。いや、知り合いじゃなくても辛い」とツイート。続けて「ただ、プロレスラーだから、いつでも大怪我するリスクはある。無事に試合を終えられる事は当たり前じゃないと、改めて思う。どうかお大事に。うまく言えなくてすみません」とつづり、後輩の回復を願った。

 11日夜には再びツイッターを更新し、「『今のプロレスは危険だから』と言わないで欲しい。プロレスは、いつの時代も危険だから」と30年間リングで戦い続けてきたプロレスラーとしての考えを披露。「リングに上がる者はみんな鍛えて、覚悟を持ってます。何が良くて何が良くないのか、30年以上続けても答えは解りません」と続け、「とにかく無事を祈っています」と結んだ。

 大谷は10日に東京・両国国技館で行われた世界ヘビー級選手権で王者・杉浦貴(51)の投げっ放しジャーマンで後ろ向きにコーナーに叩きつけられ、仰向けのまま動けなくなった。試合はレフェリーストップとなり杉浦が勝利。大谷はストレッチャーに乗せられ、都内の病院に救急搬送された。現在、集中治療室(ICU)で治療を受けている。ZERO1は11日、公式サイトなどで「(大谷は)現在、意識はあり、医者の問いかけに応じられている状況」と説明している。

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2022年4月12日のニュース