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大谷晋二郎 ICUで治療 リングドクター「頸椎にダメージ 後遺症が出ることも十分ある」

[ 2022年4月12日 05:30 ]

21年2月、スポニチ静岡支局を訪問し、プロレス団体ZERO1の社会貢献活動イベントをPRする大谷
Photo By スポニチ

 ZERO1両国大会の試合中に負傷し、緊急搬送されたプロレスラー大谷晋二郎(49)について、応急処置をした林督元(まさゆき)リングドクターが11日、スポニチ本紙取材に厳しい見解を示した。

 林氏は「頸椎(けいつい)にダメージを負っている。第3、第4あたり」と説明。リング復帰の見通しについても「全く動けなかった。私が診た中でもかなり重い。後遺症が出ることも十分ある」と重傷の可能性を示唆した。大谷は現在、集中治療室(ICU)で治療を受けている。

 10日に東京・両国国技館で行われた世界ヘビー級選手権で大谷は王者・杉浦貴(51)の投げっ放しジャーマンで後ろ向きにコーナーに叩きつけられ、仰向けのまま動けなくなった。試合はレフェリーストップとなり杉浦が勝利。物々しい雰囲気のなかストレッチャーに乗せられ、都内の病院に救急搬送された。ZERO1は11日、公式サイトなどで「(大谷は)現在、意識はあり、医者の問いかけに応じられている状況」と説明した。

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2022年4月12日のニュース