藤岡奈穂子、前日計量クリア！リング誌ベルトもかけWBC王者と2団体王座統一戦

＜WBA・WBC女子世界フライ級王座統一戦＞前日計量をクリアしたWBA王者・藤岡奈穂子（右）とWBC王者マーレン・エスパーザ（提供写真）
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　プロボクシングWBA・WBC女子世界フライ級王座統一戦の前日計量が8日（日本時間9日）、米テキサス州サンアントニオで行われ、WBA王者・藤岡奈穂子（46＝竹原慎二＆畑山隆則）は111.6ポンド（約50.62キロ）、WBC王者マーレン・エスパーザ（32＝米国）は111.4ポンド（約50.53）で規定体重112ポンド（約50.8キロ）をクリアした。

　日本人世界王者が米国で他団体の世界王者と王座統一戦を行うのは史上初。また、この試合にはリングマガジンベルトも懸けられる。計量をクリアした藤岡は笑顔でマッスルポーズ。フェースは前日より短い約8秒だったが、だが、握手を交わすエスパーザに笑みはなく、緊張感の高まりを感じさせた。

　計量後のインタビューでは藤岡が英語での質問に回答に詰まる場面もあったが、スペイン語で「グラシャス！」と叫び、会場は大盛り上がり。司会者からは逆に日本語で「ありがとう」と返されて笑顔だった。