村田諒太、スパーリング打ち上げ　ゴロフキン来日に「緊張感高まる」

3月28日の公開練習で2ラウンドのスパーリングを披露した村田諒太（左）
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　プロボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太（36＝帝拳）が1日、所属ジムの公式サイトでIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン（39＝カザフスタン）との王座統一戦に向けてのスパーリングを打ち上げたことを報告した。

　前日3月31日にゴロフキンが無事に来日。村田は「何よりです。やっぱり緊張感は高まりますよ」と安どしつつ、「もうやることは決まっていますし、今日のスパーリングもいい感触で終えることができたので、あとはこれを出すだけですね」と気持ちを高めた。

　この日のスパーリングは元メキシコ王者のアドリアン・ルナと3ラウンド。「今日でスパーリングは上がりです。前回のスパーリングが良かったので、今日はそれをしっかりと出す、再現性ですね。良い形で最後まで出来ました。今はこの良い状態のまま行こうという気持ちです」と手応えを伝え、「感慨深い、緊張、不安、恐怖とも言って良いのかもしれません。色々な昂ぶりはありますが、1週間後には計量です。絶対に勝てるも、絶対に負けるも、やってみなければ分かりません。これまで積み重ねてきたことをあと1週間、しっかりとやっていくだけです」と気を引き締めた。