那須川天心「気合100％で」　RISEファイナルマッチで同門・風音と対戦

＜RISE　ELDORADO　2022＞前日計量をクリアした那須川天心（左）は対戦相手の風音とフェイスオフでにらみ合う
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　立ち技打撃格闘技「RISE　ELDORADO　2022」（2日、国立代々木競技場第1体育館）の前日計量・記者会見が1日、東京都内のホテルで行われ、メインのバンタム級（55キロ以下）3分3R延長1Rに出場する那須川天心（23＝TARGET/Cygames）は54.85キロ、対戦相手の風音（23＝TEAM　TEPPEN）は54.90キロで、ともに一発パスした。

　この大会を最後にRISEを卒業する那須川は55キロに絞り込み、いつも以上に精悍さが増した印象。フェースオフでは体を揺らしながら、にらみつけた。ラストマッチの相手に選んだのは同門の風音。これまでは一緒に練習していたが、今回は父の弘幸会長も風音側のセコンドにつくため、天心は「TARGET　SHIBUYA」を拠点にさまざまな場所で練習してきた。

　計量後に会見に臨んだ那須川は「毎日、刺激があって楽しかった」と振り返り、「改めて自分は恵まれていると思った。最後のRISEの舞台なので、試合の結果を伊藤代表に届けたい。気合100％で行きます」と意気込みを語った。

　ボクシング転向を表明している那須川は6月に予定されているK―1王者の武尊（30）との決戦がキックボクシング最後の試合となる。