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【女子MVP&年間最高試合賞】藤岡奈穂子「続けている以上はさらに上を目指したい」

[ 2022年1月29日 15:02 ]

藤岡奈穂子
Photo By スポニチ

 プロボクシングの2021年年間表彰の各賞が29日に発表され、女子最優秀選手賞(MVP)には日本人女子で初めて米国で勝利したWBA女子世界フライ級王者・藤岡奈穂子(46=竹原慎二&畑山隆則)が4年ぶりに受賞した。6度の受賞は男女を通じて歴代最多。また、7月に米ロサンゼルスで行われたスレム・ウルビナ(メキシコ)との防衛戦が年間最高試合賞に選ばれた。

 46歳のMVPは自身の持つ最高齢記録を4歳更新。藤岡は「ありがたいですね。(賞を)狙って試合をしているわけじゃないし、自分ではどうにもなることじゃないけど、周りの人の評価は励みになります。続けている以上はさらに上を目指したい。さらにいい試合をしたいと思っています。一方で、若い人にも頑張ってもらいたいです。おそらく最高齢のMVPじゃないかと思いますが、年齢を考えちゃうと元気がなくなっちゃうので、あまり考えないでいきたい。今年もやれるなら米国で試合をしたいと思っていますし、(米国のプロモーターから)オファーのようなものは頂いています。17年5月にロサンゼルスで練習する機会があり、それからずっと米国で試合したいと思っていた。試合が実際に決まったときは興奮しましたし、ベルトを守って帰ってこられたときの達成感はすごかったです。女子も米国でやれる時代が来ていると思います。ちょっと前はメキシコが盛んだったけど、より注目度の高いところでやりたいと思っています」とコメントしている。

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2022年1月29日のニュース