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【最優秀選手賞&KO賞】5度目受賞の井上尚弥 最多記録更新も意欲「毎年そこを目指してやっていきたい」

[ 2022年1月29日 15:00 ]

4年連続5度目の最優秀選手賞、2年連続5度目のKO賞をダブル受賞した井上尚弥(中)。左は八重樫東トレーナー、右は大橋秀行会長
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 プロボクシングの2021年年間表彰の各賞が29日に発表され、最優秀選手賞(MVP)にはWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28=大橋)が選ばれた。井上は4年連続5度目のMVP獲得、2年連続5度目のKO賞と2冠に輝いた。

 井上は6月19日に米ラスベガスでマイケル・ダスマリナス(フィリピン)に3回TKO勝ち。12月には2年1カ月ぶりの国内防衛戦でアラン・ディパエン(タイ)のタフネスぶりに苦しみながらも8回TKO勝ちし、防衛回数をWBA6度、IBF4度に伸ばしたことなど評価された。

 通算5度のMVP獲得は白井義男、具志堅用高に並び歴代最多タイ記録。井上は「先輩たちの素晴らしい記録に並ぶことができて、うれしいですし、とても光栄に思っています」と喜びを語った。

 2017年4月に初めて世界王座となり、同12月には飛び級での2階級制覇を達成。MVP、KO賞、年間最高試合賞の3冠を初受賞した。MVPについて井上は「7年前に受賞した時とは少し違って、自分が結果を出して、しっかり獲らなくてはいけない、自分が目標とする賞だと思う」と明言。「毎年そこを目指してやっていきたい」と通算受賞記録の更新に意欲を示した。

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