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【殊勲賞】尾川堅一が初受賞 4年前の“悪夢”乗り越え世界王座獲得「尾川は強いと証明していきたい」

[ 2022年1月29日 15:01 ]

<IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦>ベルトを手に笑顔を見せる尾川堅一(撮影・杉浦大介通信員)
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 プロボクシングの2021年年間表彰の各賞が29日に発表され、殊勲賞にはIBF世界スーパーフェザー級新王者となった尾川堅一(33=帝拳)が選ばれた。

 尾川は11月に米ニューヨークで行われたIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦でアジンガ・フジレ(南アフリカ)に3―0で判定勝ちし、王座を獲得した。当初は8月にUAEで同級1位シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)との王座決定戦に臨む予定だったが、相手負傷で10月に延期となり、その後、対戦相手がフジレに変更。尾川は5回に強烈な右ストレートでダウンを奪うと、12回にも2度のダウンを奪い、4年前にドーピング違反で幻となったベルトを獲得。11人の世界王者を輩出している名門・帝拳ジムで初のIBF王者となった。

 所属ジムを通じて「殊勲賞に選んで頂き、嬉しく思います。どんどん海外で闘って、日本人は強い、尾川は強いと証明していきたいと思います。2022年もご期待ください!!K.O」とコメントを寄せた。

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2022年1月29日のニュース