矢吹 3・19拳四朗と“因縁の再戦”「決まった以上はやるだけ」
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 王者・矢吹正道《12回戦》同級1位・寺地拳四朗 ( 2022年3月19日 京都市体育館 )
プロボクシングWBC世界ライトフライ級王者の矢吹正道(29=緑)と同級1位で前王者の寺地拳四朗(30=BMB)が24日、大阪市内のホテルでそろって会見し、3月19日に前回と同じ京都で“因縁のダイレクトリマッチ”に臨むと発表した。バッティングに関する“遺恨”もあり、概要発表会見からフェースオフで早くも火花を散らした。
両者の視線が交錯したのは10秒超。カメラマンの要望に応じ、矢吹が挑戦者にメンチを切った。昨年9月と同じ会場で立場を入れ替えての再戦へ心構えはできた。
「自分の中で決着はついている。何でダイレクトでやらなアカンのか、最初はクエスチョンがいっぱい。でも決まった以上はやるだけ。この会見に来て、やっていくと決めた」
ひな壇に並んだ前王者から「全然、勝てる」など自信満々の言葉を連発され、闘争心に火がついた。
前回の試合後、寺地陣営が故意のバッティングがあったとする意見書を日本ボクシングコミッションへ提出。その主張は認められなかったものの、WBCの指令により再戦が決定。その間、一部から誹謗(ひぼう)中傷され、心を痛めた。「向こうも、こちらも言いたいことはある。もう、それはいい」と思考の外に置き、初防衛戦に集中する。「向こうが手数を増やすなら、それにパンチを合わせるだけ。激しい試合になる」。早くも勝利のイメージを描く。
世界王座獲得により建設業の仕事から離れ「ボクシングに打ち込める環境になった」。10年以上連れ添う恭子夫人から「一軒家に住みたい」とせがまれた。「あと2、3回は勝たないと建てられない」。この先、統一戦や複数階級制覇など野望実現のためにも絶対に負けない。
▽寺地VS矢吹第1戦(21年9月22日)左ジャブを中心に慎重な組み立ての寺地に対し、序盤から積極的に仕掛けた矢吹が4回を終えて40―36×2、38―38とポイントをリード。寺地は距離を詰めて反撃に出たが、9回に右まぶたをカット。これを有効打による負傷と判定され、さらに距離を縮めて打ち合いに持ち込むも失速。矢吹に連打を浴びて10回2分59秒、レフェリーストップで王座陥落。矢吹が新王者となった。
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