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東洋太平洋バンタム級王者・中嶋一輝「絶対にKO」 元王者の栗原慶太と初防衛戦

[ 2021年10月18日 18:55 ]

<東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ>前日計量をクリアした王者・中嶋一輝(左)と元王者で同級2位の栗原慶太(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシング東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ12回戦(19日、後楽園ホール)の前日計量が18日、東京都内で行われ、王者・中嶋一輝(28=大橋)はリミット(53.5キロ)を100グラム下回る53.4キロ、元王者で同級2位の栗原慶太(28=一力)はリミットの53.5キロでともに1回目でパスした。

 中嶋にとっては5月に獲得した王座の初防衛戦。計量後にオンライン取材に応じ、「絶対にKOしたい。いつも通り冷静に戦い、初防衛を成功させたい」と意気込みを語った。

 王者としての初戦でいきなり元王者との対戦だが、「相手の対策よりも自分の技術を高める高めてきた」という。ここまで、11戦10勝(8KO)1分の強打自慢は「どんな展開になっても倒したい。狙っていくのではなく、あくまでも流れで倒せたら」とKO勝利を誓った。

 対する栗原は1月に中嶋の同門で元WBO世界バンタム級暫定王者の井上拓真(大橋)に敗れて王座から陥落。9カ月ぶりの再起戦で王座返り咲きを狙う。「こんなに早くチャンスがもらえるとは思っていなかった。中嶋選手は国内では一番やりたいと思っていた選手。僕は運がある」と歓迎。王座陥落後は「技術力の向上」をテーマに実戦練習に多くの時間を割いてきた。「成長を見せたいとうのはあるけど、一番は何が何でも勝つこと。自分の培ってきたものを披露して後半にKOするのが理想」と気合を入れた。

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2021年10月18日のニュース