×

平岡アンディ、対戦相手の体重超過にも動じず…世界挑戦を視野「必ずモノにします」

[ 2021年10月18日 18:38 ]

<WBOアジアパシフィック&日本スーパーフライ級王座決定戦>前日計量をクリアした平岡アンディ(左)。右は1.8キロ超過した佐々木尽(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシングWBOアジアパシフィック&日本スーパーライト級王座決定戦12回戦(19日、後楽園ホール)の前日計量が18日、東京都内で行われ、WBOアジアパシフィック同級2位で日本同級1位の平岡アンディ(25=大橋)はリミット(63.5キロ)を200グラム下回る63.3キロで1回目でパスしたが、アジアパシフィック同級3位で日本同級2位の佐々木尽(20=八王子中屋)は1.8キロ超過の65.3キロでパスできず。2時間の猶予が与えられたものの、計量失格となった。

 平岡は、計量後にリモート取材に応じ、佐々木の体重超過について「人間は失敗はあるもの。彼はまだ若いし、仕方ないとは言えないけど、これを機会に今後は(同じ失敗が)ないようにしてほしい」と“大人の対応”。「自分はやってきたことを出すだけ。高いチケットを買って来てくれる人たちに良い試合を見せたい。そこに集中している」と言い切った。

 試合は佐々木が19日午後5時に実施される当日計量をクリアすれば、開催される予定で、平岡が勝てば、両タイトルの新王者に、佐々木が勝った場合は両王座とも空位のままとなる。

 すでにIBF世界同級7位にランクされ、世界挑戦も視野に入れる平岡にとっては念願のタイトルマッチ。2年ほど前から地域タイトルを行える条件は整っていたが、「決まりそうなってはダメになることが続いた」という。対戦相手がどんな状況であっても「絶対に勝つ」という目標は変わらない。「世界に行くためには、このベルトを獲らなければいけない。必ずモノにします」と力強かった。

続きを表示

2021年10月18日のニュース