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【RIZIN】朝倉海、ヤマニハに判定勝ち「微妙な試合をして申し訳ない」

[ 2021年9月19日 21:17 ]

<RIZIN30>第10試合 朝倉海・アラン“ヒロ”ヤマニハ 序盤から打撃でペースを握った朝倉(左)が判定勝ち(撮影・篠原岳夫)
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 総合格闘技イベント「RIZIN.30」は19日、さいたまスーパーアリーナで行われ、メインに登場した前RIZINバンタム級王者・朝倉海(27=トライフォース赤坂)はRIZINジャパンGPバンタム級トーナメント2回戦でアラン“ヒロ”ヤマニハ(35=ボンサイ柔術)に3―0で判定勝ち。大みそかの準決勝に進出した。

 6月の「RIZIN.28」(東京ドーム)で兄・未来が一本負けしたクレベル・コイケと同じボンサイ柔術のヤマニハに圧勝とはいかなかったが、相手が得意とする組みの展開を許さず、打撃戦で圧倒した。

 「メインなのに判定で微妙な試合をして申し訳ない。KOか1本で倒すつもりだったので不甲斐ない。ヤマニハは思ったよりも頑丈でタフな選手で組みのパワーがあった」

 1ラウンド途中で右拳を痛め、戦略的な変更もあったが、主導権を渡さず、ジャッジ3者全員が朝倉を支持し。兄のリベンジを果たしたが、「自分がクレベル選手とやった訳ではないので、そういう意識はない」と言い切る。ただ、「最近、ボンサイ柔術の勢いがあるけど、RIZINを引っ張るのは朝倉兄弟でありたい」と強い思いも明かした。

 バンタム級王座を取り戻し、さらには夢の海外進出を果たすためにも絶対に負けられないトーナメント。朝倉は「絶対に僕が優勝する。大みそかまでに必ずもっと強くなって戻ってくることを約束します」と誓った。

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2021年9月19日のニュース