×

【RIZIN】リオ銀メダルの太田忍がMMA初勝利 元K-1王者・久保優太に判定勝ち

[ 2021年9月19日 16:26 ]

<RIZIN30>第3試合 太田忍・久保優太 太田が判定勝ちで総合初勝利(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 総合格闘技イベント「RIZIN.30」は19日、さいたまスーパーアリーナで行われ、第3試合の66キロ契約5分3Rでリオデジャネイロ五輪レスリング・グレコローマンスタイル59キロ級銀メダリストの太田忍(27=パラエストラ柏)が元K-1ワールドGPウェルター級王者・久保優太(33=PURGE TOKYO/BRAVE)を判定3―0で下し、総合格闘技(MMA)転向2戦目で初勝利を飾った。

 開始のゴングと同時に飛び出した久保の左ミドルキックを頭部に浴びてぐらついたが、すぐに立て直し、鋭いタックルでテイクダウンを奪い、グラウンドでの展開に持ち込んだ。激しいパウンドの連続で久保を攻めるも決めきれず。続く2、3ラウンドも自分の得意とするグラウンドに持ち込みながら、決定力を欠いた。

 昨年大みそかにMMAデビューも所英男(リバーサルジム武蔵小杉)に一本負け。その後、練習環境を変え、パラエストラ柏の鶴屋浩の下で一からMMAに取り組んで臨んだ再起戦。初勝利でMMAファイターとしての第1歩を切りった太田は「試合ができて感謝しかありません。まだ、僕自身始めたばかりですが、世界最高峰のベルト目指している。今日はフェザー級での試合でしたけど、僕の主戦場はバンタム級。。今日もバンタム級トーナメントありますけど、少しでも早くそこに絡んでいけるようになりたい」と話し、さらに大みそかの出場を訴えた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年9月19日のニュース