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ぱんちゃん璃奈「倒せなくて申し訳ない」 RIZIN初の女子キックの試合で百花に判定勝ち

[ 2021年9月19日 15:15 ]

<RIZIN30>第1試合 ぱんちゃん璃奈・ 百花 ばんちゃん璃奈(右)が長い手足を生かして試合をコントロールして判定勝ち(撮影・篠原岳夫)
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 総合格闘技イベント「RIZIN.30」は19日、さいたまスーパーアリーナで行われ、RIZIN初の女子キックボクシングの試合となった第1試合の46.5キロ契約3分3RでKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者ぱんちゃん璃奈(27=STRUGGLE)が元NJKFミネルヴァ・アトム級王者・百花(28=魁塾)に判定勝ちし、12連勝を飾った。

 身長で14センチ上回るぱんちゃんは、長い手足を使って序盤から積極的に攻めた。左ジャブ、右ローキック、前蹴りで距離を支配し、ジャッジの採点は30―28×2、30―29と3者全員がぱんちゃんを支持。ただ、宣言していたKOはできず、リング上では「期待されていたのに倒せなくて申し訳ない」と謝罪。「もっと力をつけて、また、必ずRIZINのリングに立ちます」と誓った。

 「キューティーストライカー」の異名を持つ人気キックボクサー。昨年からRIZIN出場を直訴し、念願叶っての夢舞台だった。先月22日に2度目の新型コロナウイルスワクチンを接種後にアナフィラキシーの症状から緊急搬送されるアクシデントも乗り越え、RIZINの歴史に新たな1ページを加えた。

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