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K―1ルール初挑戦の石井は110.95キロ 鍛え上げた肉体で「練習してきたこと出せたら」

[ 2021年9月19日 18:33 ]

K-1ルール初挑戦となる石井慧(左)は計量を終えて対戦相手の愛鷹亮とツーショット撮影に応じた
Photo By スポニチ

 「K―1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」(20日、神奈川・横浜アリーナ、スポニチ後援)の前日計量と会見が19日、都内で行われ、初のK―1ルールとなる北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの石井慧(34=チーム・クロコップ)が鍛え上げられた肉体を披露した。

 体重制限のないスーパーヘビー級のワンマッチで、計量では110.95キロだった。「ふだんは112~113キロ。ちょっと絞って110キロという感じ」というものの、筋肉が目立つ体を褒められると「ありがとうございます」と笑みをこぼした。クルーザー級が主戦の愛鷹亮(31=SAGAMI―ONO KREST)は96・7キロ。石井は14・25キロ上回り、本番を迎える。

 拠点のクロアチアではK―1で活躍したミルコ・クロコップ(47)から指導を受け、ミルコが得意とするハイキックも修得した。これまでは総合格闘技をメーンに闘ってきて、立ち技での試合は初めてだけに「やっぱり緊張もするし、たのしみだし。そんな感じ」と期待と不安が入り交じる。それでも「明日は勝ちたい。自分の練習してきたことを出せたらいいですね」と新境地を見せることを誓った。

 石井と初めて対峙(たいじ)した愛鷹は「体が分厚くて、打たれ強そうだし、フィジカルが強そう」と警戒した。それでも立ち技では一日の長がある。「変に気負いすぎず、K―1はこういうものだと体現していきたい」と気合を込めた。

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2021年9月19日のニュース