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パッキャオ、復権ならず…スーパー王者ウガスに0―3判定負け

[ 2021年8月22日 14:07 ]

マニー・パッキャオ
Photo By スポニチ

 プロボクシングのWBA世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦は21日(日本時間22日)、米ネバダ州ラスベガスのT-モバイルアリーナで行われ、休養王者マニー・パッキャオ(42=フィリピン)は、スーパー王者ヨルデニス・ウガス(35=キューバ)に0-3の判定で敗れ、王座返り咲きは果たせなかった。ウガスは初防衛に成功した。

 世界6階級制覇を達成している“アジアの英雄”パッキャオにとっては2019年7月のキース・サーマン(米国)戦以来2年1カ月ぶりのリング。当初はWBC&IBF統一王者エロール・スペンス・ジュニア(31=米国)と対戦予定だったが、メディカルチェックで左目の網膜裂孔が発覚し、今月10日にウガスとの対戦が決まった。

 今年1月、WBAがパッキャオを休養王者に認定したのに伴ってスーパー王者の座に就いたのがウガス。パッキャオは18日(同19日)の会見で「私に挑戦することなく、ベルトが他人の手に渡ってしまったことは残念に感じていた」と話していた。

 パッキャオは来年5月のフィリピン大統領選に出馬する意向を持っており、この試合がラストファイトになる可能性も指摘されている。

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2021年8月22日のニュース