ユーリ阿久井、残り11秒TKOでV2達成「こんな勝ち方もあるんやな」

[ 2021年7月21日 22:53 ]

<日本フライ級タイトルマッチ10回戦>10回TKOで2度目の防衛に成功したユーリ阿久井政悟 
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 プロボクシング日本フライ級タイトルマッチ10回戦は21日、東京・後楽園ホールで行われ、王者ユーリ阿久井政悟(25=倉敷守安)が同級6位の桑原拓(26=大橋)に10回2分49秒TKO勝ちし、2度目の防衛に成功した。

 これまで15勝のうち9勝が1回KOというハードパンチャーは立ち上がりからプレスかけ、初回いきなり右カウンターをヒットさせた。プロ8戦8勝だった桑原から初ダウンを奪い、精神的に優位に立つと、最後は強烈なワンツー。挑戦者は前のめりに倒れ、レフェリーはノーカウントで試合を止めた。

 「こんな勝ち方もあるんやなって。中盤ぐらいまでには捕まえられると思っていたけど、相手も必死やったし、集中していた。10回までやれて、しかも最後に倒せたのは一番の収穫。結果オーライかな」

 5回を終えて公開されたジャッジ3者の採点は48―46×2、47―47。初回にダウンを奪いながら僅差のリードだった。「アウェーなので、もしものことも考えていた」という阿久井は、セコンドの「娘が見ているぞ!」の声にも奮起。最後まで攻め続け、残り11秒のKO劇を呼び込んだ。

 昨年6月に結婚し、10月には長女が誕生した。敵地でベルトを守った25歳の王者は「まだ生後10カ月なので分からないとは思うけど、応援してくれているはず。早く帰って愛(め)でたい」とパパの顔に戻った。

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