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プロボクサーへの「職域接種」も? JBCが情報収集、JPBAとの連絡協議会で検討へ

[ 2021年6月8日 15:39 ]

JBCとJPBAの新型コロナウイルス連絡協議会後、オンラインで取材対応したJPBA新田渉世事務局長
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 日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)の新型コロナウイルス対策連絡協議会は8日、オンラインで行われ、協会加盟各ジムへ感染予防の意識を高めるために文書を配布することなどを決めた。

 以前も啓蒙ポスターを作成して各ジムに配布したが、新たに配布する文書は、ジム内感染の具体的な事例などを示し、そこにフォーカスした予防法などを明示しているという。

 また、興行におけるチーフセコンドのPCR、抗原検査について当日の抗原検査を希望する場合は複数名の検査を義務付けていたが、2人が来場し、1人が陰性の場合には、もう1人の検査を免除する形に変更した。

 国内でのワクチン接種が進む中、同協議会は今後、ワクチンを接種した選手らへの取り決めを協議するという。また、6月中旬以降にも始まる予定の企業や大学での「職域接種」について、プロボクサーへの職域接種が可能かどうか、JBCが厚生労働省などから情報収集し、次回協議会で検討するとした。

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2021年6月8日のニュース