×

王者・比嘉大吾に挑む西田凌佑「強くなったところを見せたい」 4・24タイトル初挑戦

[ 2021年3月29日 13:45 ]

プロ4戦目でタイトル初挑戦する西田凌佑
Photo By スポニチ

 プロ4戦目でWBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチに挑む近大出身の西田凌佑(24=六島)が29日、大阪市内の所属ジムで意気込みを語った。

 「こんなチャンスは滅多にない。素直にうれしい。モチベーションは上がっています。しっかり練習してベルトを持って帰りたい」

 4月24日に王者・比嘉大吾(24=Ambition)の地元、沖縄県でタイトル初挑戦する。完全アウェー必至の状況で援軍が現れた。西田が近大ボクシング部で指導を仰いだ名城信男監督(39)は奈良出身ながら、ルーツは沖縄にある。その縁もあって名城監督がプロ時代を過ごした六島ジムには沖縄後援会が組織されている。その後援会長の声がかりで計9社のスポンサーを獲得できた。

 「僕の地元じゃない沖縄の方からも応援していただける。感謝しています」

 当日は名城監督も現地に駆けつけるため「強くなったところを見せたい」。近大時代は「監督に怒られてばかりでした」。団体戦で争うリーグ戦初戦で高校の先輩と対戦した際に消極的姿勢で取りこぼし、チームも敗れた。その後の反省会では「負けはしゃあないけど、お前の負けだけは納得いかん」と鬼の形相でこってり絞られたという。プロとして成長した姿を恩師に披露し、喜ばせたい。 

続きを表示

2021年3月29日のニュース