格闘技転向の相内誠、初の前日計量クリア「しっかりKOで勝ちたい」

＜RISE計量＞報道陣の質問に答える相内（撮影・島崎忠彦）
Photo By スポニチ

　キックボクシング「RISE」横浜アリーナ大会（2月28日）の前日計量が27日、東京都内で行われ、昨季限りでプロ野球界を引退し、格闘技デビューする元西武投手の相内誠（26＝フリー）は64.80キロでクリアした。相内はスーパーライト級（65キロ以下）3分×3ラウンドでDelgermuru拳信王（31＝モンゴル/FLAT　UP）と対戦する。拳信王は64.95キロで計量をパスした。

　初めての計量を終えた相内は「ホッとしています。プロ野球時代は体重を増やすことに苦労していたので、減量が難しいというのはなかった。家の体重計との誤差が心配だったぐらい。早く美味しいご飯が食べたいです」と笑った。

　対戦相手となる拳信王は身長1メートル75のサウスポーで戦績は3勝5敗。格闘技デビューとなる相内に対して「格闘技というものを見せてやろうと思っている。KOで勝ちたい」と日本語で宣言。自らのストロングポイントに「気持ちの強さ」を挙げた相内は「あとはやるだけ。しっかりKOで勝ちたいと思っています」ち意気込んだ。