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東京五輪代表の岡澤が4月からスポンサーをつけて活動へ「プロのアマチュアボクサーに」

[ 2021年2月11日 19:03 ]

ボクシング・チャリティーイベント「LEGEND」 ( 2021年2月11日    東京・国立代々木競技場 )

<チャリティーボクシングイベント「LEGEND」>エキシビジョンマッチを行う岡澤セオン(右)と佐々木尽(撮影・久冨木 修)
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 プロアマ対決となった3分×3ラウンドのスパーリング形式のエキシビションで、東京五輪ウエルター級代表の岡澤セオン(25=鹿児島県体協)が日本スーパーライト級ユース王者・佐々木尽(19=八王子中屋)と対戦。試合前からSNSで挑発合戦を繰り広げていた相手のパンチをステップとスエーでかわし、カウンターやワンツーを打ち込むスタイルで圧倒した。「“アマチュアだから”となめられたくない」とヘッドギアを着けず、両手を上げて挑発する佐々木に両手を後ろに回して対抗したり、最終3回には打ち合うシーンも披露。実戦から1年近く遠ざかっていたため、「出場が決まってから今までにないほど集中して練習できた。エキシビションがあってよかった」と開催に感謝した。

 試合後にはリング上で「プロのアマチュアボクサーになります」と宣言。現在は23年鹿児島国体へ向けた強化指定選手として活動しているが、3月いっぱいでやめ、4月以降はスポンサーをつけて活動するという。現在は鹿児島県内の企業を中心にスポンサーを募集しており、所属先もネーミングライツのような形式で決めるという。拠点は鹿児島県鹿屋市で変わらないが、「かなり前から考えていた。プロでメイウェザーや井上尚弥さんが稼いでいるように、アマチュアでも稼げるようになればアマチュアボクシングをやろうという選手も増えるかも知れない。夢のあるスポーツにするための一歩にしていきたい」と構想を語った。

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2021年2月11日のニュース