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渡部大介、7回TKO勝ち「レフェリーが止めてくれてホッ!」

[ 2021年1月26日 20:23 ]

<フェザー級8回戦>河野洋佑に7回TKO勝ちした渡部大介(左)
Photo By スポニチ

 プロボクシング興行「ダイナミックヤングファイトボクシング」は26日、東京・後楽園ホールで行われ、メインイベントのフェザー級8回戦では日本同級3位の渡部大介(29=ワタナベ)が同17位の河野洋佑(30=新日本木村)に7回1分35秒TKO勝ちした。

 渡部は8月に決勝が行われた「はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメント」で優勝し、原作漫画への出演権を獲得。ランキング的にもタイトル挑戦が視野に入ってきているだけに下位ランカー相手に絶対に負ける訳にはいかなかった。

 序盤から多彩なコンビネーションで試合を優位に進め、内容的には完勝だったが、倒しきることはできず。渡部は「もう少し河野選手が前に来ると思っていた。相手が入ってくるところからの組み立てを考えていたので見合ってしまう部分も多かった。レフェリーが試合を止めてくれてホッとしました」と苦笑いした。

 フェザー級戦線は、2月11日に日本王者・佐川遼(三迫)と同級1位・丸田陽七太(森岡)が対戦、5月には東洋太平洋王者・清水聡(大橋)とWBOアジアパシフィック王者・森武蔵(薬師寺)が統一戦を行う予定。渡部は「すぐに自分が(タイトル戦を)できるとは思っていないけど、大きなチャンスに備えて、しっかり準備をしたい」と前を見据えていた。

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2021年1月26日のニュース