那須川天心、マクレガーの敗因を分析「あのスタイルではカーフキックを避けようとしていない」

[ 2021年1月26日 19:46 ]

那須川天心
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 キックボクサーの那須川天心(22=TARGET/Cygames)が25日に自身のYoutubeチャンネルを更新し、日本時間24日に行われたコナー・マクレガー(32=アイルランド)とダスティン・ポワリエ(32=アメリカ)の一戦を振り返った。

 この一戦は、マクレガーは1Rはパンチで優勢に進めたが、2Rにはポワリエからのカーフキックのダメージが蓄積し立っているのがやっとの状態に、結局、ポワリエがパンチの連打を浴びせて2RTKO勝利を収めた。

 那須川は「マクレガー選手は重心が上がっていて、アップライトに構えるも足のスタンスが凄く広いです。あのスタイルではカーフキックを避けようとしてなく、相手のポワリエ選手は上手く作戦を練って蹴っていましたね。マクレガー選手はめちゃくちゃ気が強いので1発カーフキックをもらっても『全然大丈夫だよ』って感じだったんでしょうけど、何発ももらって蓄積で足に効いてしまったと思います」とマクレガーの敗因を挙げた。

 マクレガーの優れている部分についても「パンチの当て勘はもちろんのこと体が柔らかいというか体の使い方が柔らかいんですよね。力みが一切ないです。だから凄く強い」と説明した上で「カーフキックはいなせないです。カーフキックをもらう時に足に力を入れていたんですけど、それによって足が固まってしまってカーフキックを蹴られてダメージがありました。僕はもっと上手い戦い方も出来たのではないかなと思います。いつもなら前足でけん制したりするんですが、そういうのも見えなかったです。1R目にパンチが入っていたので、パンチで戦おうという焦りが出てしまったのかなと思います」と分析した。

 マクレガーの今後について「マクレガー選手以上にUFCを盛り上げられる選手はいないと思います」と話した上で「悲しい瞬間を見てしまったなというか…一つの時代が終わるじゃないですけど政権交代をする時なのかなと思いました」とマクレガーの敗戦によって時代の終焉を感じたという那須川。「年齢の部分もあると思うんですけど、全盛期からちょっと動きが落ちてしまった部分を感じてしまったので、そこを戻すのは難しいと思います。でもマクレガー選手がどれだけ盛り上げてきたかを考えて、これからも試合すると思うんですけどちょっと今後は対策をしないとキツイかなと思いました」と続けた。

 最後に改めて那須川もカーフキックの恐ろしさを実感した一戦だったようだ。「マクレガー選手のレベルでもあのような蹴りをもらってしまうとなると本当に対策をしていかないといけないと思います。本当に怖いと思うので上手く対策できるようにもらわないように練習します」と一段と気を引き締めた。

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